チャールズ・ロビンソンの四季 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 3/07/2024 “四季”の連作、今回はイギリスのイラストレーター、チャールズ・ロビンソン(Charles Robinson, 1870-1937)のイラストです。これらはイギリスの石鹸会社(Pears Soap)が毎年発行していたクリスマスブックの1920年版に使用されたもののようです。が、それぞれのイラストは別の機会にも使われており、サインの入れ方に違いも見られることから、元々ひと組の作品として描かれたものではないのかもしれません。それでも、通常これをセットとして扱うことが多いため、ここでも四季を描いた連作として紹介します。春夏秋冬 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
ノーマン・ロックウェルの「若草物語」 2/21/2025 古き良きアメリカを描いた画家・イラストレーターのノーマン・ロックウェル(Norman Rockwell, 1894-1978)。 彼が描いた「若草物語」のイラストがあります。…といっても、これは「若草物語」を出版するために描かれたものではありません。 アメリカの伝記作家キャサリン・アンソニー(Katharine Anthony, 1877-1965)によるルイザ・メイ・オルコットの伝記、"THE MOST BELOVED AMERICAN WRITER(最も愛されているアメリカの作家)"の挿絵として描かれたものです。これは、雑誌“ウーマンズ ホーム コンパニオン”の1937年12月号~1938年3月号に連載されました。 1938年は「若草物語」の出版から70年であり、オルコットの没後50年でもある節目の年。キャサリン・アンソニーは、この年に伝記本"Louisa May Alcott"を出版しており、"THE MOST BELOVED AMERICAN WRITER"は、そのダイジェスト版だったようです。 “Women's Home Companion” 1937年12月号の誌面 毎回、ノーマン・ロックウェルによるカラーイラストが1枚と複数のモノクロのイラストが添えられていました source:eBay 描かれたカラープレートは全部で4枚。屋根裏で原稿を書くジョー(冒頭にあげた1枚)、編集者に原稿を見せるジョー、雨の中のジョーとベア教授。そして、おそらくはガーデナー家のパーティーでのジョーとローリー。この絵については、モファット家のパーティーでのメグとローリーとしているものもあり、確かに女性の顔立ちが他の3枚とは違うようにも見えますが、“ウーマンズ ホーム コンパニオン”の出版元が販売した、このイラストのプリントには"ジョーとローリー"のキャプションが付いているので、ジョーで間違いないと思います。 オルコットの伝記なのに「若草物語」の場面を描いたのは、もちろんオルコットとジョーを重ねているのでしょう。ご承知の通り、ルイザ・メイ・オルコットも四姉妹の次女であり、「若草物語」の四姉妹は彼女と彼女の姉妹をモデルに書かれました。 ジョーとローリー ジョーと編集者 ジョーとベア教授 なお、キ... Read more »
読書週間 2023 11/19/2023 毎年、読書週間の期間中には毎日、Twitter(現在はX)で読書に関する絵や写真をUPしています。 最近は何らかのテーマを決めてあげているのですが、2023年はアメリカのイラストレーター、ジェシー・ウィルコックス・スミス(1863-1935)のイラストから“本を読む人”を描いたものを選んでツイートしました。 ジェシー・ウィルコックス・スミスは非常に多作な画家だっただけあって、本を読む人々のイラストも沢山描いています。紹介するのに2週間では全然足りないくらい。なので、ここではTwitterにあげた14枚にもう少しプラスして紹介します。 最初にあげたのは、これ。アメリカの子どものための読書週間のポスター。 このポスターは1920年と入っていますが、最初にこのイラストが使用されたのは1919年。好評だったため、1930年までの間に幾度も使用されたようです。 Read more »
メラ・ケーラー(Mela köhler/Mela Koehler)のキノコづくし🍄 11/17/2024 オーストリアの画家、イラストレーターで、ウィーン工房ではデザイナーとしても活躍したメラ・ケーラー(Mela köhler/Mela Koehler, 1885-1960)。 最初に見たのが多分、冒頭にあげたキノコ帽子の子どもたちの絵でした。 当時は調べてみても画家の名前には、なかなか辿り着けず。その後、メラ・ケーラーという画家を知った時、その作品群の中にこれとよく似たポストカードを見つけ、「ではこれもメラ・ケーラーだったのか」とわかったのでした。 Read more »
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